銀河鉄道999 劇場版
東映アニメーションで「銀河鉄道999」の特集をやっていました。
録画したDVDがどっか行ってしまって、ずっと観たいのに観れないでいたので、再度録画してやっと観れました。
私が一番好きなのは最初の作品です。
ラストで「元の身体に戻るっ」って、「もう会えない」とまで言ってたのに、また会うなんてあり得ない…と思ったので、この作品が一番好きです。
憧れの先輩と初めてのデートで渋谷に観に行ったので、思い出も結構強かったりしてw。
上映が1979年で、もうかれこれ42年も前の作品ですが、意外と綺麗です。上映当時も綺麗だとは思ってましたが、あの頃とは比較にならないほど技術が進化した今の時代に観ても、想定外に綺麗に観れました。
ちょうどその後に鬼滅を観たので、同じ列車で比較が出来ちゃった感じですけど、当然の様に無限列車は自然な煙や蒸気が出てますが、999は下部から出てくる蒸気は透明感のある違和感ないもので、煙突から出て来る煙は思い切りベタです。それが一番大きく差を感じた箇所ですかね。目の荒さとはありますが、それは仕方ないです。それでもマシな方です。今の技術でまるまる作り直したら、もっと綺麗な画面になったでしょうね。でもまぁこれもまた時代の良さなので。画質が綺麗ならいいってものでもないのは、自分が生まれる前のモノクロの時代劇観て感じてたので、これはこれでノスタルジックな味わいです。この時代はテレビのアニメだと動く度に顔の形が変わる様な作品もあったので、それがないのはさすが映画って所です。
内容は地味に突っ込んではいましたけどw、今見ても見応えある内容です。
原作と微妙に違う所はありますけど、それでも松本ワールドなキャラの魅力が詰まっているので、数本分の作品をまとめて観ている感じになります。私の好きなキャラはトチローですね。トリさんが一番好きですけど、トリなんで…。エメラルダスはあんなカッコいい女になりたいと思ったものです。お喋りって時点で絶対になれませんけどね。
今は亡き声優さん達も大勢演じられてました。
車掌役の肝付兼太さん、トチロー・富山敬さん、ハーロック・井上真樹夫さん、プロメシューム・来宮良子さん、ドクター・バン役の納谷悟郎さん、トチローの母・麻生美代子さん、アンタレス・久松保夫さん、シャドー・藤田淑子さん、酒場主人・槐柳ニさん、ナレーション・城達也さんと、主要な役を担った方が結構亡くなっています。独特の唯一無二な存在の方ばかりで、上映から40年も経ってるから仕方ないとは思いつつもちょっと寂しいですね。
哲郎役の野沢雅子さんやメーテル役の池田昌子さんもだいぶご高齢になられました。現役で今でもお声を聴く機会の多いお二人なので、お元気で長生きして頂きたいものです。
40年って物凄い時の流れを感じます。これを劇場で観たと言ってる自分の年齢もバレバレですが、まぁいいか。
良い作品は色褪せない、そんな話なので、私も色褪せない様にしないとな…。
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