1980年代前後の少年誌・マガジン編

いちばん好きで読んでいたはずなんですが、いざとなったらタイトルが全然思い浮かびませんでしたf(^_^;)。
なので振り返りながら思い出そうと思います(ぉぃ)。

はい、ではどんどんタイトル紹介していきます。

男おいどん(松本零士)1971-1973年

ほぼリアルタイムの雑誌で読んだのは多分一度位です。ラーメン屋さんか頼んだもの待ってる時に読みましたw。
兄が単行本を全巻持っていたので、内容は知ってますし、松本先生の作品は手当たり次第読んだ時期があったので、他の作品も多く読みました。「男おいどん」のオトナ向け内容になった様な「大四畳半大物語」の方が好きだったりしますけどねw。最後にいなくなってしまうのがめっちゃ寂しかったですけど、単行本のあとがきに「ひと月後には戻ってくる」とあって、物凄く肩透かしな気分にさせてくれましたwww。
SF物で有名になった松本先生の作品を知った後では、落差の有り過ぎるリアルな生活感がたまらない作品です。
関係ありませんが、私はトリさんを描くのが得意ですw。

愛と誠(作・梶原一騎/画・ながやす巧)1973-1976 年

一番記憶してるのは何度もネタにしてる「愛と誠」です。
あちこちに書いてるので詳細は省略しますが、最初から読んでいた訳ではなくて、最初は多分兄が読んでいたのだと思います。
最終回の頃には友達にも流行らせたので、最後に誠が刺されたシーンを「ケツ刺しー♪」とか言ってパロって遊んでたりしました。子供だったんですねぇ…(笑)。

バリバリ伝説(しげの秀一)1983-1991年

これはもうハマりました。
当時私が最もバイクに乗っていた頃だったので、当然バイク仲間も大勢いましたから、皆んなで読んでました。
作者のしげの先生は当初学園もののつもりで描かれていたそうですが、バイクの方の人気が強くなって、バイクマンガになったとか。人物画は下手だけどバイクは巧いなーと思って読んでました。下手なのは人物画だけでしたから、気になりませんでしたけどねw。秀吉があっさり死んでしまったのはショックでしたねぇ。存在感が強くなってしまったかららしいですけど…。まぁこの作品が増やした原因と言われるローリング族に、警鐘をならす効果はあったかもしれないですね。あ、ローリング族って知らないですか?峠をバイクでガンガン攻めてた連中の事です。そのお陰で大垂水峠にはバイクの交通規制が設けられました。最近ではたまにしか通らないので実情は定かではないですが、通った時はまず見なくなりました。
最後は世界一になり、ダイジェスト的にレース結果が紹介されて、最後に事故死したって言う映画版の「汚れた英雄」と同じ終わり方だった気がします。

バイク乗りにとってはバイブルの様なマンガになりました。用品のレプリカも出ましたしね。まだ主人公・郡のヘルメットのレプリカが出てなかった時に、仲間の誰かが自分のヘルメットをレプリカにしたけど、その後すぐにレプリカが販売された様な記憶が薄っすらとあります…。ガードレール・キック・ターンは有り得ないとネタにしてました。
このマンガを読んでいたライダーなら皆知っているであろう大垂水峠を、同年代の仲の良いバイク繋がりの友人から「大垂水って場所があって…」と言われた時は思わず「知ってるよ」とシビアに突っ込んでしまった…。凄く良いヤツだけど説明が懇切丁寧過ぎな(平たく言うと話が長い)友人で…w。

今はピンクナンバーのスクーターしか乗ってない私ですが、レーサーレプリカやトレールなんかでガンガン走ってた頃を思い出す作品です。

スーパードクターK(真船一雄/原案協力・中原とほる)1988-1996年

あー懐かしい。最初に読んだ時は「ブラック・ジャック」のパクリだと思いましたw。医療系のマンガは好きなんで読んでましたけどね。ブラック・ジャックを派手にした様なイメージでした。違うのは医師免許があるって所位かな。
もう感想ってこれに尽きます。最後まで読んでないのでこのイメージしかないのですが、内容の方向性が変わって、校医になったりしてるみたいですね。内容が医療なだけにだんだん適当な事は描けなくなって来たと言う所でしょうか。
多分今読んでもそれなりに面白いと思います。

激烈バカ(斎藤富士夫)1988-1894年

そんなのもありましたw。いわゆるナンセンス・ギャグと言うヤツでしょうか。汚い画風と下ネタで好きではなかったですけどインパクトは強かったです。
他の掲載作品をパロっていたのは面白かったです。が、その位の記憶。後々少年チャンピオンに掲載されるようになったらしいですが、その頃は漫画雑誌を買わなくなっていたので、内容等は全く知らないです。

キラキラ!(安達哲)1989-1990年

割と気に入ってたと思うんですが、Mな主人公が冴えなくて、その相手になる女の子が綺麗でS…だった位しか記憶がなくて、作品を調べていたら出て来て「あーこれ読んだ!!」と思って載せただけで…(^◇^;)。安達先生の作品は「お天気お姉さん(1992-1994年)は覚えてるんですけどね。こっちは掲載誌が「ヤングマガジン」で結構内容がエロくて、「キラキラ!」の大人版って感じに見えました。双方ともデビューしてからそんなに日が経ってない作品なので、ネタがまだ広がってなかったのかもしれないですね。

その他の薄い記憶作品

うしろの百太郎(つのだじろう)1973年-1976年

私が自分からマンガを買う事をしなかった子供の頃、親戚の家にあったのを読みました。
怖かったのに何故か読んでしまってました。怖いもの見たさ…ってヤツですね。えぇ子供だったのでほんと怖かったです。つのだ先生の作品は怖くて読みたくないのに、パラパラマンガを観る様にページを流して観ている自分がいましたw。

あいつとララバイ(楠みちはる)1981年-1989年

全体的に余り好みではなかったので、読んではいましたが全く覚えてません。
作品としてはこちらの方が先ですが、バリバリ伝説からバイク要素を除いた作品に見えてました。単純に青春学園ものだったみたいです。

あした天気になあれ(ちばてつや)1981年-1991年

ほんわかしたマンガでしたね。画風も内容も安心して読める作品だった気がします。
ただ…、私はゴルフは少なく打って入れる…位の知識で興味がなかったため、通り過ぎる様に読んでただけなので、雰囲気しか覚えてません。


他にもいっぱいあるんですけど、記憶が薄い作品羅列するのもどうかと思うので、この位にしておきます。

一番気に入っていて読んだ記憶の作品が多いにも関わらず、読んだ事しか覚えてないって、どう言う事なんでしょうかね。どハマりした作品は少なかったのかもしれません。ジャンプは昔も今もハマったものしか読んでない気がするので、それから考えると広く浅く無難に読んでいたのかなって気がします。

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