実録・新選組(DVD)
実録・新選組」を観た。 キャスティングに魅力を感じなくて、全く観る気なかったけど、旦那が観たいと言うので借りてみた。 感想は・・・・・・・・・。私の趣味には合わない。任侠ものの様な群像劇の様な中途半端。 タイトルに「実録」ってあるわりにキャラは実像とは別物。近藤・沖田・山南はまだ許す。山南は見た目が実像に近いかもしれない。でも土方は全然格好良くなくて女好きと冷酷さだけが浮き彫り状態。平助はただの気弱な中年男で、皆に呼び捨てにされて情けない限りで「魁先生」の異名は何処へやら。斉藤は大声で泣くし気軽に話するし寡黙さは何処?松平容保は藩主とは思えないガラの悪さで、永倉は全く存在感ないし、原田は逆に格好良過ぎ。顔がいいのは事実らしいからそれはいいんだけどね。ストーリーに大河の影響感じるし、中途半端な所がオリジナリティかと思える。あ〜芹澤鴨はちょっとだけオリジナリティを感じた。粛清する必要ないんじゃない?って位に乱暴者に感じなかったから。 全体的に暴力団の抗争みたいで「Vシネマみたいだ」って思ったら、みたいではなくVシネマだったらしい。なんだ・・・と妙に納得する。 粛清のシーンはきっちり書いてるので、それが好きな人にはいいかもしれない。私は遠慮しときます。
2006/09/20
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