母成古戦場跡 土方歳三を初め、東軍志士達の名前が大きく刻まれた碑が、美しい峠にそびえ立っている。隣には説明が書かれた碑がある。 とても景観が美しく戦争があったなんて勿体無いと思える。それでも山の中を掻き分けたら何か出て来そうな気がする…。 東軍殉難者慰霊碑 前回来た時は暗くなり始めていたので探せなかったのだけど、実はすぐそばまで行ってた事が判明。真っ暗で判らなかっただけらしい。 土饅頭 何度も述べてる様に東軍の戦死者は墓どころか、遺体を動かす事さえ出来なかった。それは母成での戦死者も同じ事で、見かねた人々がこっそり夜中に集めて仮埋葬したのが、ここなのだそうだ。やっと埋葬許可が下りた頃には草が茂ってしまい、場所が判らなくなってそのままになっていた。100年以上経った昭和53年になって、猪苗代地方史研究会によって発見され、永久保存される事になったとの事。 この中に一体何人の戦死者が眠っているのだろう。土の膨らみに思わず想像してしまった私。幾ら何でも遺体には触れてもいけないって言うのはひど過ぎる。会津贔屓ではないけれど、その点はさすがに会津の人達に同情する。 |
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2006年05月16日 |