報道とネットと警察 |
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私にとって旦那の次に大切な人が逮捕されると言う事件が昨年起こりました。その人は何もしていないのですが、内容を話してしまうとその人に迷惑がかかるので、信頼していた人が違法行為をしたとだけ言っておきます。もともとその人が有名人である事と、その内容が好奇の対象になった事で一斉に報じられました。それと同時にネットでは意味もなくブログに書かれ、それはいまだに消される事もなく、検索にひっかかってしまいます。 その人は無実が判り釈放されましたが、痛手は大きく、生活が一変しました。ネット上の記事は削除をお願いし、新聞社などはだいたい削除されましたが、個人のブログはそのままの所も多く、また削除依頼しきれない状態です。 その人にある非は人が良過ぎた事。信じて任せていたと言うのが本当に真実である事は、身近にいる者には痛いほど判るのですが、一般的には信じて貰えないのも理解できます。ただ普通なら記事になる様な話ではないのに、大々的に記事になってしまったのは好奇以外の何物でもありません。その好奇がどれだけ人の人生を狂わせるかは、想像以上のものがあります。昔松本サリン事件で犯人扱いされた河野義行氏の教訓など何処にもないのが、非常に情けないと言うか、悲しいと言うか…。そう言う国なのかもしれません。 報道は決して平等ではないし、中立でもない。信じていいものでもない。信じるのは自分で真実を追究してから判断すべきだと私は思います。私達夫婦にとって大切なその人も、報道から波及したいろんな出来事に満身創痍の状態です。尤も近くにいて欲しくないくだらない人達が去って行った事は良かったと思ってますけどね。 全力で支えつつ、ネットにも心にもログが流れる事を待っている所です。 そして必ず名誉回復の手伝いをしようと思っています。 |
2011年02月07日 |