「えんとつ町のプペル」初日上映

2023年1月31日

初めて初日を舞台挨拶込みで観て来ました。中継ですけど。

いやぁ感動しました。

西野さんの様な行動力と判断力がある訳じゃないから、言うのも忍ばれますが、私も自分の心に忠実に生きて叩かれがちです。やってる事はカジサックの方が近いですけどね。ただ信念ある事をやって叩かれるのはそんなもんと思ってしまっていたので、叩かれてる西野さんはいけない事してる訳じゃないんだし、叩く方が悪い、で終わらせて観てました。ごめんなさい。
でも映画を観て叩いた人達は、気恥ずかしい気持ちになってるはずです。それ位素晴らしい内容だし、応援した人達の力が滲み出た映像美であったり、音であったり、の最高の作品でした。声優さん達も想像を良い意味で裏切ってくれましたし、メッセージが届き過ぎて泣きっ放しでしたよ。

私も拙いながら書き物をしてる身として、やはり体験は小説より奇なりだと感じました。
辛くて大変な思いをして、それでもやり遂げた人の説得力は何物にも勝ります。もし成功しなかったとしても、失敗したとしても、それはそれで原動力になるので、とても大切な事です。
問題は「何もしない事」。
何もしなければ問題は起きないけど、良い事も起こらないし、それでいて悪い事は起こる事があるのです。

登場人物の中に「アントニオ」と言う少年がいます。多少ネタバレになってしまいますが、自分が捨てようとしたものを、ずっと抱き続けるプペルやルビッチに向ける心と、最後に取る行動。きっと大なり小なり経験してる人は多いのではないかと思います。
でもきっとこの作品では諦めなければ、何時か必ず報われることを教えてくれるのではないでしょうか。
「叶う」とは限らないけれど「報われる」事はあるのです。何を持って成功した、勝ったと言えるかは、一概に言えません。だけど「報われる」日は必ず来るのです。

それなりに生きてきた年齢では、若い頃の様な夢は持てなくなります。自分にはどうやっても向いてない事があるのも知ってしまっていますしね。それでも形が変わるだけで夢は持てない訳ではないです。
きっと私はルビッチを止めようとする警備隊(?)を観て、アントニオの様に手で杭を掘って応援するタイプだと思います。身体が小さいから戦ってもすぐやられそうだし…。でもそんな細やかな応援でも、出来る事はしていこう、改めてそんな「励み」をもらいました。

更なる大成功を心から祈って応援しています。

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