ルパン三世 過去回帰な原作感想

2023年1月25日

ルパン三世ネタついでに昔読んだ原作の感想を回帰してみました。
後々単行本も買いましたが、最初に読んだ時は雑誌です。確か中学一年生位だったんで、エロ満載の青年誌を自分で買う事は出来なかったんで、兄に頼んで買ってきて貰いました。いやエロいのはマセガキだったんで、当時でも既に興味津々だったんですけどね。一応女の子だし、兄貴に頼むのもちょっと恥ずかしかったです。


ルパン三世

原 作:モンキーパンチ
掲載誌:週間漫画アクション掲載 1967年〜1969年
続 編:ルパン三世新冒険 1971年
    新ルパン三世 1977年 以降多数

読んだ事のない人用に話をすると、アニメから入ると絵面の違いに戸惑います。内容にも戸惑います。
ルパンはほんとにただの頭の良い泥棒で、目的の為に手段選ばない事もあるので義賊ではないです。アニメの様にやる事が綺麗だったり格好良かったりって風に描かれてません。
今なら判ってますし、大人になったんで、問題なく読めると思いますけど、当時はまだ半分子供だったんで、いろんな意味で衝撃的でした。日本のマンガって感じではない斬新さがあります。

あとやっぱりエロい。むしろ泥棒してるか女構ってるかのどっちかって感じです。アニメの比じゃないです。
アニメでは絶対に出せないえっちなシーンはザラです。その描き方が絶妙で面白いですけどね。♂と♀で(笑)。幾らモロではなくても、あれをテレビでやるのは絶対に無理です。映画でもどんなもん?って感じです。映倫に引っ掛かりそうで。
当時はエロい事に興味津々でもまだ半分子供だったんで、その意味が判る様な解らない様なでした。
まぁ何処をとっても男の人の読み物って感じで、当時の私が読むには早過ぎましたよwww。

でもよくよく思い返すと、ああ言う感じの作品って他には余り見ない気がします。
淡々と話が進んでいて、小難しい事は何もないんですけど、薄っぺらくもないんです。独特のタッチで描かれたキャラや風景と擬音、何と言ってもキャラの魅力は最大限に引き出され、それが内容を深めている気がします。
原作も続編や単発で出した後期の作品になると、内容がギャグっぽくなっていたりとか、変化しているらしいですが、読むなら最もルパンらしいはずの最初の作品を読むのがいいんじゃないかと思います。
ただ女性が買うにはハードルは今でもやや高い気がします( ̄▽ ̄;)。ま、レディースコミックよりはマシかもしれませんけどねwww。

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