映画「シティー・ハンターTHE MOVIE 史上最香のミッション」今更の感想
2019年に公開された実写版の「シティー・ハンター」です。
今更ですが、リアルタイムで見に行き損ない、つい最近やっと観たので感想です。
ちみなに私は吹替版で観ました。
シティー・ハンターは次の年にもアニメでの映画化をされましたが、リアルタイムで観ていたので、「実写版?フランス人の?新宿が舞台なのに?観てやろうじゃねーか」ってエラソーな気分で観ました。
ちなみにシティハンターの実写版はジャッキー・チェンのも観ているので、合わせて後ほど感想を…。
監督でもあり主役・冴羽遼役でもあるフィリップ・ラショーさんは、もともとシティー・ハンターが大好きだったそうです。イメージを壊さないように実に丁寧に仕上げている感じがしました。
海坊主役のカメル・ゴンフーさんなんて、そのままだって日本でも評判でしたよね。
内容的にはちょっとドタバタした感じがしたのと…。
さすがフランス映画。冴羽遼のスケベっぷりをフランス人が描くと、こうもエロくなるのねって感じがしました(^_^;)。遼がエロいって訳ではなくて、遼のスケベに付随してくるものがエロい。しかもとっても。しかも女の裸は大して出て来ませんが男のマッパが出て来ます。日本版だからかカラスみたいなアイコンで隠してはいるけど。なんか目のやり場に困ってしまった…。何故だ…そんなもんに照れる様なタマではないのに…。女と…はむしろエロくない。男と…がなんかエロい。もともと官能的な映画は大得意なお国。日本では問題になった「愛のコリーダ」もフランスではモザイクなしで上映された。あれは凄い。あれに比べればで全然エロくない。ただ「愛のコリーダ」は日本製。あそこまで凄いのに、エロさが同じレベルってどう言う事だろう?つまらない訳ではないのに、観ていられなくなった。
アクション・シーンは遼目線で撮られていたので、アクションシーンの良い悪いを考えさせないでくれたのが、良かったです。
これらを踏まえた上で再度内容そのものを考えてみる……、やっぱりバタバタしてたかなぁ…。エロさにコマ使い過ぎたんじゃないかなって感じです。香水がおまけみたい。
まぁ……感想は「悪くはない」ってとこですかね。
日本人ではない人がこれだけ原作の忠実さと再現度を作り上げたのは評価したいので…。
ついでにジャッキー・チェンさんが監督・主演の「シティー・ハンター」についてもかんそうを書いておきます。
感想は一言。完全に別物。
観たのはもう相当前ですが、「シティー・ハンター」と「冴羽遼」の名前を使ってるだけの香港映画。ジャッキー・チェンさんが割と好きだったので観たんですが、フツーにジャッキー作品。ジャッキーさんにも映画にもガッカリしてしまった相当に残念な作品です。……そういえばあれ以来、ジャッキーさんの映画は観てないや。
私的には予算の都合で多少チープになっていたとしても、「エンジェル・ハート」が良いと思えちゃいますかね。
「シティー・ハンター」ではないけど…。
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