映画「シティー・ハンター 新宿プライベートアイズ」感想

2023年1月25日

今更ですが、2019年に公開上映された「シティー・ハンター 新宿プライベートアイズ」の感想です。

リアルタイムでのファンとしては嬉しい新作でした。しかも声優もそのままで。

内容はシティー・ハンターらしい内容でしたし、全体的な映像は夜景を思わせる様な(夜のシーンが多いからね^_^;)落ち着いていながらも、メリハリのある色調で綺麗でした。もともと北条司さんの絵は劇画タッチで綺麗です。テレビの時は時代のせいもあって、動きで崩れる事がありましたが、今はそーゆーのはありませんね。
声優の神谷明さんは上映時点でもう72歳で、当時に比べれば多少スピード感は落ちてましたが、滑舌や声の張りは気になりませんでした。プロ意識ですね。凄いです。声優は普通の俳優と違って見た目は関係ないので、声の若さを保てれば、演じられる役も広がると言う事なんですね。声は年齢と共に女性も男性も低くなってしまうので、元々の声が高い人は努力しないと維持出来ないです。なんて、偉そうに言ってますが、私の声は若い時から低かったので、高くしたくて知り合いの声楽家の方から「日常的に高めの声で話していれば出せる様になる」と教わました。意識して高めに話しているうちにそれが日常になり、久しぶりにあった友人から「声が高くなった?」と言われました。意識するだけでそんなにも変わると身を持って知ってるので、長期に同じキャラを演じている人で、どんどん声が変わってしまうのを聞いていると「ダメじゃん」って思ってしまうのです。年齢に抗えない部分もあるので、そこは仕方ないですけどね。
どちらにしても神谷明さんは凄いです。相変わらずの遼さんでした。そう言えば実写版の吹き替えの感想書いてないですね。追記しておきます。

油断していてギリギリで映画館に行った作品ですが、間に合って本当に良かったです。
現代においてあの頃の華やかさはどうにも出来ませんが、遼さんの格好良さは健在で、今の時代に合ったコンプライアンスを取り入れた内容は、タイムスリップしたの?って感じですが、そこが如何にもマンガチックでシティーハンターらしくもありました。
シティーハンターのファンとして、とにかく嬉しく感じる作品でした。

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