少女マンガの大御所・池田理代子先生

今でも少女マンガとして結構代表的存在なのは池田理代子さんではないでしょうか。
ベルばらが代表作です。
子供の頃、勉強を教わっていた人から借りて全巻一気に読んだ作品で、この影響でフランス革命に興味を持ちました。


人物史が好きな私としては、池田理代子先生のマンガは今でも幾つか持っています。
ナポレオンが主人公の「エロイカ」、ロシアの女帝のエカテリーナが主人公の「女帝・エカテリーナ」。いずれもその生涯を描いていますが、わかりやすいのでとても面白いです。「ベルサイユのばら」も当然持ってますが、分厚い愛蔵版ってヤツで持っていて、結婚前に買って残ってる数少ないマンガです。

で、これらの作品をご紹介。

ベルサイユのばら

1972年〜1973年 週間マーガレット掲載

言わずと知れたフランス革命を生きたマリー・アントワネットを主人公にした話です。
私にこのマンガを進めてくれた人は、英語・フランス語が得意な人で、半年程フランスに滞在した事もある人でした。その人の影響を受けて、私も一度でいいからフランスに行きたい、ベルサイユ宮殿を観てみたいと思ったものでした。今だにフランスどころか日本からさえ一歩も出た事ないですけどね。
この本の影響を受けてマリー・アントワネットに関する著書等読みまくって、実にピンポイントに歴史に詳しくなりました。オリジナル・キャラの男装の麗人・オスカルが物凄くカッコ良くて素敵でしたけど、私的には実在の人物であるマリーに惹かれて読んでました。

この作品は他でも書いてますが、アニメ化・実写化・舞台化されています。
実写化に至ってはフランス人を使ってフランス語で話してるので、日本の作品には見えませんが、制作は日本の作品となってます。ただストーリーがちょっと改変されてるので、ガッカリした記憶しかないです。
アニメはストーリーは忠実ですけど、オスカルとアンドレの結ばれるシーンがエロい。もーその印象のみです。
舞台は宝塚でやっていて、宝塚ファンではありませんがベルばらだけは観てました。演劇部の友達がよく真似してましたっけ。「マリー・アントワネットはフランスの女王なのですから」って。内容そのものは特に良いも悪いも感想はないです。

当時描ききれなかったエピソードを最近になってまた描かれたので、新たに新刊が増えました。
これまでも何度か番外編は描かれていましたが、先生の画風が著しく変わってしまい、全く別作品の様になってました。何かあったのかレベルに違っていましたので、新作と言ってもちょっと心配になりましたが、最初から殆ど昔の画風に戻っていたので、ホッとしました。ご本人は久し振りという事でとても緊張なさったらしいですけどね。

フランス革命の時代を知るきっかけには出来る内容です。

エロイカ

1986年〜1995年 婦人公論掲載

タイトルが後に「栄光のナポレオン-エロイカ」と変わったそうですが、私が持っているのは「エロイカ」となっています。

時代的にベルばらと被っているので、ベルばらに出て来た人物が出て来たりします。
この作品においては私的にはジョゼフィーヌが好きです。ジョゼフィーヌについてはその天真爛漫な自由人っぷりで、いろいろ言われがちですが、最後はナポレオンにとても尽くした人だったのは間違いないだろうと思いました。当初ナポレオンに全く興味を持たなかったジョゼフィーヌに対し、あれだけ暑苦しくウザイ程のプロポーズをしておきながら、自分の好みや都合であっさり離婚する辺り、&その後のナポレオンの妻に対する態度を観ていると、もー「皇帝色を好む」の通りだと思ってしまうので、ジョゼフィーヌだけ悪い訳じゃないと思ってしまう。ジョゼフィーヌの社交性に助けられた部分が多いですしね。ま、ナポレオンそのものにはそんなに魅力感じないんですけど、ジョゼフィーヌは素敵です。

フランス革命のその後を知る入門編としては、この作品もとっかかり安いと思います。

女帝・エカテリーナ

1982年〜1984年 婦人公論

アンリ・トロワイヤ原作のエカテリーナ2世の伝記の漫画化だそーです。

ロシアの女帝の話は知らなかったので、読んでウワッて感じでしたね。いろんな意味で凄い女性って感じで。
女性が一国を担える国だと言う所は日本と大違いですが、その本質は男より男らしい…というより男っぽいです。愛人がいっぱいいたのもかなりビックリですし…。まぁ誇張されて残ってる事実もあるでしょうけれど。

今は無きソビエトを彷彿とさせる部分もありますが、多分今のロシアとは違うんじゃないかって気がします。まぁ気がするだけで、違ってたらごめんなさい。
男の人が読んでも面白い作品とは言い難いですが、女性には面白い作品ではないかと思います。


歴史系はマンガだと大事な部分だけ取り上げられて、読みやすくなっていることが多いです。突き詰めると物足りなくなったり、史実と違うところが気になったりしますが、そこまで興味が湧けばそれはそれで儲けものです。
私はこれらの作品を呼んで、伝記や歴史の本を読み出したので、マンガは捨てたものではないです。
池田理代子先生は人物史を多くマンガ化されているので、他も読んでみたいと思っています。思うだけでなかなか進んでないのは内緒ですが…。

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