大きな碑を5〜6メートル四方で囲っていて中には入れない。戦死者の埋葬は終戦後暫く許されず、当時の阿弥陀寺の住職がせっせと隠れて埋葬していたとの事。恐らくその囲われたスペースの中に1281人が眠っているのだろうと考えたら、背中が涼しくなった。一つの墓碑には「戦死墓」と大きく書かれてあり、埋葬を許可されても、それしか記す事を許されなかった事に対する怒りを感じる様な文字の迫力。また日差しは強いのにうっそうと伸びた木々のせいか、この囲いの中は本当に暗いんだよねぇ。特に二つの墓碑の画像は見えにくいので幾分明るく加工してるのに、雰囲気を壊さない様にしたらそれでも暗い。 なんかこう・・・終戦直後の現地にいる様な錯覚を起す場所で・・・(汗)。 |
最も激戦地だったと言う長命寺付近。長命寺は阿弥陀寺と共に東軍戦没者の埋葬地として限定された場所。陽を遮る物がない分、阿弥陀寺よりは明るい。でもここの「戦死墓」の文字も怒ってるよねぇ・・・ドキッとする。 ちょっと前までここの土塀に弾痕がある事で有名だったけど、今はもう綺麗で弾痕は意図的に小さいのが補強付きで残されてるだけ。が、前に来た時は「補強された穴」だった場所が、今回行ってみたら補強のないデカい穴に・・・。画像撮っておけば良かったな・・・。 ・・・って言うかいぢるなっ!!気持ちはよく判るが・・・。 |
2005年09月10日 |