ものまねとコピーについて-前編・松浦航大さん-

ものまね大好きですが、バンドでよく聞く「コピー」と言う言葉。
コピーバンドと言えば、好きなアーティストの曲を演奏するって言うのがコピーですよね。
私の兄も仲間とビートルズのコピーバンド組んでます。
私もちょっとだけバンド組んだ時期があって、その時はスタレビをやってました。ただスタレビ好きは私だけだったんで、他もいろいろやりましたけどね。要さんのキーはピッタリなんで歌いやすいんですよ。あ、私歌唱力のないヴォーカルでした😅
話がそれました💦

長くなったので前編と後編に分けます。
前編は松浦航大さんを取り上げました。

松浦航大さんはもともとは喉使い方等の勉強の為にものまねしたんだそうです。
北海道から上京してアーティスト活動を始め、自らライブハウス借り切ってイベントやったら大赤字になっていきなり借金作ったんだたとか…😅。うん、それは無謀・・・。
多少イベントスタッフの経験があるので、その大変さは判るから、若さだなぁ・・・と思ったりします。
それから「aoiro 」と言うコーラスグループで活動しながらYouTubeでやったものまねがバズって、いまや誰もが知る人になりました。

つくづくものまねは歌が上手いのが前提だなって思うくらい、歌上手いですよね。
だからただの歌ウマ系の番組にも出られていて、いい成績残してます。

カラオケバトル公式より

カラオケで点数出そうとすると抑揚つけられないので、単調になったりするのに、松浦さんの歌って感動するんですよね。ほんと点数だけ出ればいいってもんじゃないのを感じます。
ものまねはオリジナルが歌ってこそ出る感動があるので、それを真似して感動させようとすればそれ以上の何かが必要になります。そうなると本人以上の歌唱力って必須ですよね。逆を言えば上手けりゃ良いってもんでもない。歌って誰でも歌えるけど人を感動させようと思ったら本当に難しい。

私は歌が上手い人ってそれだけで本当に尊敬するんですけど、上手いだけの人には興味ないです。
母が健在だった頃、よくカラオケ行ったりカラオケ教室にも付き合ったりしたんですけど、そこにプロと呼ばれる人がいたりしました。演歌歌手には多いんですかね。プロです。でも「ふーん」って感じでした。
カラオケ教室もびっくりしました。発声練習とかは殆どないんです。いきなり練習曲の楽譜出し数小節ずつ区切って「ここはこう歌う」って言う指導なんです。年配者ばかりだったから仕方ないのかもしれませんが、少しは声の出し方教えてくれるかと思って行ったのに究極の小手先技術指導だったので、つまらんと思って一度でやめました。

カラオケ100点は素人が楽しむ物でプロには意味がないと思ってる私なんで、正直この類のレースには疑問を感じますが、反面判断してるのが人ではない分、好みや忖度に左右されない公平さは良いなと思ったりしています。
ものまね番組も多種多様なものまねが同じ括りでレースになっている形態はもうやめたら?って思います。
願わくばものまねされている人が認めている人なんかをやって欲しいです。尤もそれだと差し障りがありそうですけどね。

松浦さんのものまねとミュージシャンとしての葛藤は「aoiro」を解散してソロになって出した一発目の曲に全て出ていると思います。

松浦航大 Official Music Video より

この曲大好きです。まさしくオリジナリティ。
今の若い人らしい繊細さと強い想いが込められていて、心から応援しようって気持ちになります。

松浦さんにとってものまねは恐らく何処まで行ってもものまねなんだろうなって思います。
自分らしさを獲得する為の手段。世間はどうしても松浦さんにはクオリティーの高いものまねを期待してしまうので、そこから離れる事は難しいかもしれません。ただオリジナルの松浦さんの魅力を知る人も増えつつあると思うので、負けずに頑張って欲しいなと思います。

イベント、楽しみだなぁo(^▽^)o。

後編はKINZ&K-ingさんでコピーについて語ります。

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