「私が見た未来・完全版」感想

1999年に創刊され、東日本大震災を予言していたと話題になったたつき諒先生の「私が見た未来」の復刻版である完全版を読んだ感想です。


1999年に出版されたものは絶版になっている為、復刻版として再販されましたが、新たな書き下ろしが加わっています。

たつき先生はこの作品を最後に引退されていましたが、この本が最近になって話題になり、絶版で入手困難だった事もあってか、オークションで10万の値もついたそうです。挙げ句に作者を名乗る偽物まで現れました。恐らくその偽物が登場した事を受けて、新たな書き下ろしを含めた復刻版が出る事になったのだと思います。

内容は先生の予言がどう言う感じで出て来るのかに触れています。
そして1999年版ではその時点では書けなかった内容や、表紙の意味などに触れ、今だから解る事が描かれています。

予言と言えば予言なんですけど、私的には先生が新たに書き下ろしたのは、予言の内容だけではなく、年月を経た事で伝えたい事も微妙に変化したのではないかと感じました。
正直、子供がいない私には将来への意識は他の人と比べると多分低いです。もうそれなりな年齢になってるし、とりあえずもうそんなに長生きしなくていい範疇になってるので、如何に世間に迷惑かけずに、あわよくば役に立てるなら立ちたい位な感じです。なので都市伝説を謳う動画等も予言系の物は観なくなりました。
ですが、この本を読む限りはただの予言ではなく、心のあり方みたいな物も伝えている気がします。それが最後の「絶望ではなく輝かしい未来」であり、「心の時代」だと。

若い頃はどうしても目先の事に囚われがちですが、私も今の年齢だからこそたつき先生の言いたい事は解る気がします。だから未来に起こる事に右往左往するのではなく、未来に起こる事が解っているからこそ用意も準備も出来るます。何より心の準備が出来ます。何が起きても落ち着いて行動出来る様にしておけば、他の事でも落ち着いて行動出来る様になります。これだけ話題になったのだから、多くの人にその事を心得て欲しい、ただその想いで完全版を出版されたのだと思いました。私の様な老いてくだけの人間はどうでも、若い人には是非その辺りを汲みながら読んで頂きたい本です。

2025年は私もたぶんまだ生きてると思うので、何時何が起きてもいい様にしたいと思います。

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