ヒロアカNo. 293 爆豪のヒーロー名に「らしさ」

2021年1月25日

293話のジャンプはやっと明るい話題が出て来て、少しホッとしました。

とうとう出てきた爆豪のヒーロー名が、大勢の人の予想を見事なまでに裏切った感じです。

「大・爆・殺・王・ダイナマイト」

肩透かし感MAXです。
敵味方どちらからも「長い」「物騒」「ダサい×2」と散々言われてましたが、一番聞かせたかったベストジーニストの反応「小二」が笑えました。「爆殺」はどうしても入れたかったんかい…。ネットのNGワードに引っ掛かりそうなので、ホームページには載せられないと思ったりして。ミリオだけはユーモアとして前向きに捉えてくれましたけど、それはそれで爆豪は怒ってましたね。

ヒロアカ考察をしている大勢の方が、いろんな想いを巡らせて考えて深読みして、ヒーロー名を予想していましたが、そのいろんな人が思考を巡らせた時間を、なかった事にするかの様なこのネーミング。でもこれって堀越先生にとっては当然の流れだったのだろうと思い、改めて凄いなと思いました。

最近の爆豪は自分を反省していわゆる「良い子」になってきていました。でもそれは爆豪らしさが成りを潜めてしまい、本来のイキったキャラではなくなってしまっていました。イキった爆豪のそれは人間性としての「個性」であり、魅力でもあります。また人間性は変わる物でもなく、日頃から「性格は変えるものではなく活かすもの」と考えてる私としては、今回の流れは安心出来るものでした。
爆豪が変化したのは一面の話であり、自分の弱さを認める事が出来ての成長であって、弱さがしてきた誤ちを強くなった事でしなくなっただけの話です。キャラまで変わる訳ではない。堀越先生がそこを言いたいが為の流れだったのではないかと思いました。「見ろや君」じゃないけど人間が変わってしまったらその人じゃなくなる。人はそんなに変わらなくて良いんですよ。変えるのは方向性だけで良いんです。絶対に変えた方が良いのは自分の弱さだけです。弱さは強くしないと本人が辛いけど、それ以外は殆どがそんなに重要じゃないです。
ヒロアカのキャラは元々が一人一人際立っています。その魅力で人気があるのだろうと思うのですが、こう言った細部に人間らしさが出ているのが、最大の魅力の素なのかもしれません。特殊能力としての個性は人間性の個性をも合わせて考えて読むのが正しいのかなと感じるエピソードでした。

…とは言えヒーローに「殺」と言う字はねじれと同意見「物騒」過ぎる。ずっとそこを指摘されてたのに止めないのは、よっぽどの理由があるのか、単に解ってないだけなのか…。
これは私の考察。今後の爆豪は、どんなに自分のヒーロー名は「これ!!」と主張しても、周りから受け入れられるネーミングに出来ず、最後まで「バクゴー」と呼ばれ続ける…と私は見ました。まぁバクゴーも「爆豪」には「爆」と言う字は入ってるんだし…。

他の話の流れとしては、エリちゃんが頑張ってくれるかなって予想。
ボロボロになった皆に少しずつ時間を巻き戻してくれそう。荼毘の事もいろいろ戻してくれそう。
今年流行ったしな…「時を戻そう」。違うか…。

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