ヒロアカ No.315 腹立つ〜AFO!!

うーん、展開がチャッチャッと進んで面白いですね。終わり急いでる感じもして複雑ですけど。
レディ・ナガン…カッコいいんだけど…。

昔の人は「苦労は買ってでもしろ」って言いましたけど、苦労って苦労に負けてしまうと性格悪くなるから、一概には言えないと思うのです。でも苦労する事によって強くなる人はいます。逆にちょっとした躓きで挫けて、起き上がれなくなる人もいます。デクは個性がない事でバカにされ、それでも人を笑顔にするヒーローへの夢の方が勝って、個性を得てからの苦労もクリアしてより心も強くなりました。
レディ・ナガンは最初から強い個性を持ち、ヒーローへの夢もあっさり手に入れ、それ故に夢と現実の差に心挫けてしまいました。

これまでの話の経過で、デクはいろんな人の心を変化させています。わかりやすい所では爆豪・焦凍です。
父親との確執で自分の個性も否定していた焦凍を「君の個性じゃないか」と言って炎を使わせ、爆豪に至っては、子供の頃から何もない癖に、自分より人を大切にしようとするデクに脅威を感じ、自分自身の心が強くなった事で受け入れられるようになりました。
他にも林間学校で登場した洸汰くんは、一人残された寂しさからヒーローや個性を恨む様になりましたが、デクが命がけで守った事で、受け入れる様になりました。
エンデヴァーもデクの「あなたは轟君じゃない」って言葉が心に突き刺さってる場面がありましたね。
オールマイトさえもデクの言葉に救われてる場面があります。
今回、登場した治崎もデクを恨んではいなくて、オヤジへの想いばかりみたいです。強過ぎる個性であるが故に個性に頼ってやり過ぎて、結果個性共々全てを失い、大切なオヤジを元に戻す事も出来なくなりました。多分…多分ですけど、何もかも失って初めてオヤジの言葉を思い出したのではないでしょうか。そのオヤジは元に戻ってるんじゃないかって気もしますけどね。エリちゃんの個性は強過ぎるし幼過ぎるので、多用はされずに必要最低限での活躍になると思われます。でもオヤジに関しては唯一の身内ですし、治崎の事を知る上で重要な存在なので、エリちゃんが元に戻していても不思議ではないかと思います。

しかしAFO、腹立ちますね。こんな所でも抜かり無いとは…。ラスボスは徹底した「悪」で描かれてるのはアメコミの影響でしょうか。ヒロトラでもバカ強くて使ってるゲストを選ぶ事はあっても、自分のチームには入れたくない私。まぁこれだけ徹底した悪だと淀みなく倒して、最後にやられた時はスッキリ爽快な気分になります。
ホークス登場でレディ・ナガンを「死んじゃダメです!!」と救い上げてますが、こんな状態でも助かる事はあるのでしょうか。それこそエリちゃんどうにかしてって感じですけど、このまま死んでしまうとちと可哀想過ぎます。でも最期でもデクに救われて良かったねって感じはあります。自分がなりたかったはずのヒーローに出逢う事が出来て、それで関わってしまった悪に殺されるなら本望でしょう。ここでもまたデクに心動かされた人がいた訳です。強くなくても人の心に勇気を与えられる人間にはなりたいものですね。
逃げると言う想定は大外れでしたf(^_^;)。

トップ3が到着した事で治崎は捕らえられる事になるのでしょうが、オヤジと対面する前にデクと対面する事になるので、どう言う会話になるのか興味深いです。ただどう言う会話になったとしても、デクは治崎がオヤジに会えるようホークスに頼む気はします。親父は治崎を許すだろうけれど、厳しい事も言い、治崎は素直に聞くだろうと思ったりします。個性はなくなっても頭はいいキャラなので、もしかしたらまた個性消失弾と回復弾を作って、AFOに使ったり…なんて事もあるかもしれない。治崎とステインは憎み切れないので、良い活用法で頑張って欲しいものです。

もー毎週毎週が楽しみで仕方ないです。でもヒロアカが終わったら、毎週取り上げる記事がなくなるので、更新頻度が激減するかも…(^◇^;)。
そーなったらアニメの感想でも書きますか…。新たな内容があるわけでは無いので感想になりますけど。
ちなみに6月5日の放送ではデクが相澤先生に「何だ?あれは」と聞かれ、心の中で呟くセリフが端折られてました。回想的に重複してるシーンが長くて、新たな展開はあっと言う間に終わってしまう印象のアニメ版。でもアニメはアニメで面白いからなー。マンガを読んでいていも、頭の中ではデクやかっちゃんがそれぞれの声優さんの声で喋ってますからね。
それはそれと言う事で、まだマンガは続いてるので、その先はその先で考えます。

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