ヒロアカ No.324 お茶子カッコいい♪

堀越先生が言っていたお茶子の救いの場面はコレでしょうね。
絶対にコレだ!!

と言う事感動のアメアラの中、更に感動のNo.324の感想と今後の考察です。

うーん、お茶子カッコいいですね。アレをやるならお茶子しかいないとは思ってましたけど、凄い気迫で避難民に訴えてます。
前回でデクは市民の怒りを個性でビリビリに感じてました。どれだけ説得する事が難しいかデクは感じていたからこそ、この場に及んでも去ろうとしていました。戦闘能力は決して高くないお茶子は、戦闘時は目立つ戦いはしていません。そのお茶子が最も戦ってる場面が今回なのではないでしょうか。
デクが全ての人を守りたいと思うのと同様に、お茶子はせめて守られ難いヒーローを守りたいと思う、この対比が素敵です。

デクがどれだけ強い個性を持とうと所詮は高校生です。まだまだ精神的には未熟です。ヒロアカはその未熟な高校生が協力し合う事で、互いの足りない部分を補い合い、大人以上の力を発揮する、そんなストーリーなのが今まさに提示された気がします。
自分が守らなきゃ、しっかりしなきゃ、強くなきゃ…と思う余りに本来の自分を見失い、暴走したデク。ガチガチに凍りついた心に優しく熱を当てたA組メンバー。
飯田くんが一気に氷を吹き飛ばし、デクにとって衝撃的な爆豪の言葉が聞く耳を取り戻させました。
それと共に感じてしまう不安や恐怖をお茶子の戦いっぷりが、これまでのデクにはない戦い方が、泣き虫の普通の高校生であるデクに戻って泣いている姿が愛おしいです。

「踏み出すあと一歩」と言っていた根津校長が、少し驚いた顔で様子を見ています。
そこまでの内容は現在ありませんが、根津校長は唯一の個性を得たネズミと言う事で、一歩踏み出すのも大変だったと思います。それがA組のメンバーはその「一歩」をあっさりやり遂げてしまいそうな姿に、驚いてると言う事なのだと思います。一人じゃないしネズミじゃないとは言え、短期間でのこの成長は教育者として、これほど嬉しい驚きはないでしょうね。

デクが無欲に誰かの為に戦う姿や憧れる姿を知っている人が、ここで何人か登場しました。

雄英から去った後の一人戦うデクに助けられたあの馬娘・・・ってあの子は馬なんでしょうかね?馬娘と呼んでいた人がいたので、そう呼んじゃいましたけど。可愛いキャラで顔はディズニーのバンビに似てるので、バンビのイメージかなと思ったんですけど、やたら身体が大きいのでやっばり馬なのかなと思ったり。でもどう観ても顔はバンビ。名前がないからバンビ娘と呼びますね。
可愛いから今後も出て欲しいと思ってましたけど、大事な所で登場しました。
あのバンビ娘をやたら大きくしたのはこの意味だったんでしょうかね。
大きいと言うだけでヴィランと思われ襲われデクに救けられ、デクの窮地のここでその一歩と共に「ずっと戦ってたんだ…」って独り言の様な言葉を、他の人に気づかせました。大きいからこそその一歩が周りに存在を気づかせ、言った言葉も耳に入る…絶妙です。何気に重要なキャラはモブでも丁寧に描いてますね、堀越先生。このキャラはまた観たいです。

あと洸汰くんも可愛いですね。デクと同じ赤い靴を買うシーンが描かれてました。
ヒーローや個性を否定していた洸汰くんが、デクに助けられ心も救われたって事が、全てこの僅かなシーンに集約されてる気がします。その洸汰くんがデクに駆け寄らない訳ないですよね…。

今回の話は、バンビ娘や洸汰くんがデクのもとに駆けつける所で終わっていますが、ヒロアカ連載開始の初っ端で出てきた「ヒーローオタクだね」と言ったおっちゃんも近くにいました。多分ヘドロの時にその場に居合わせた人や、バンビ娘以外にも助けられた人達がいるって事でしょうから、デクがどれだけ人を助けようとするかを思い出す人が出て来て、理解の輪が広がる展開になるんだろうなと思います。

多分次回でデクは避難民の許しを得る事になり、それ以降しばしの休息に入る内容があると思いますが、休息の部分が最低でも3話分位は続いて欲しいですね。ハードな内容が続いてますし、休息の後はまたハードになり、下手すればそのままラストスパートに入ると思うので、ここは読者も休息させて欲しいですm(_ _ ;)m。

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