逃げ上手の若君 レビュー開始
ヒロアカばかり取り上げてると、終わった後にネタがなくなるので、他もレビューすることにしました。
ただこの作品は史実に基づいてるので、考察する必要性を感じません。かと言って史実も全然詳しくないので、単なる感想になると思います。
現在、第1話が無料で読む事が出来ます。読んでみたい方は下記のリンクからどうぞ。
「逃げ上手の若君」は「暗殺教室」で有名な松井優征先生の作品です。
2021 年1月、週間少年ジャンプ8号から掲載されています。
ザックリとあらすじはWikipediaからの引用で(手抜き)。
1333年、北条鎌倉幕府の足利高氏(尊氏)は、謀叛を起こし、京を制圧しつつ鎌倉幕府を滅亡させる。8歳の北条時行は、諏訪頼重に保護されて匿われる。頼重は未来が見えると言い、時行が「2年後に天を揺るがす英雄となる」と予言する。逃げて隠れて生き延び、尊氏を討ち取る、南北朝鬼ごっこの始まりである。諏訪領には小笠原貞宗が介入してくる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/逃げ上手の若君
北条時宗はまぁまぁ知ってますけど(大河ドラマでもやってたし)、時行については全く知りませんでした。時宗の孫に当たるらしいです。Wikipediaで読んでみると、この作品と同じ人物だと感じるのは逃げていた期間がある事位で、ぜんぜんピンと来ませんでした。
私がこの作品について触れている記事は↓ここにもあるので、重複する内容は避けておきます。
今回は第一話の感想をまとめます。
主人公・時行は絵が可愛いです。この時の設定が8歳でちょうどいい感じです。松井先生の作品は正直「暗殺教室」も、映画の番宣を観た位で読んだ事はないのですが、上手いなーと思いました。少年は少年らしく、大人は大人らしく、似通って区別がつかないなんて事もなく、ふざけてる時の画風はほんとふざけてるし(笑)、逃げてる時の作画はスピードを感じます。和装も描くのが面倒だろうなと思うんですけど、キッチリ描いてらっしゃいます。
私的には諏訪頼重がインパクト強かったですねぇ。カッコいいのかキモいのか、如何にもアヤシイ感じで出てくるけど味方と言う…。しかも一話では判りにくいのですが、予知出来ると言う設定から「未来だとこう…」と、現代を織り込んで時代の違和感を解消する様な描き方をされています。便利な存在ですね。実際の頼重にも予知が出来たと言う話が残っている様です。御神体だそうだし、状況分析するだけでもある程度の予想は出来そうだから、あながち嘘ではないかなと私は思ったりしてます。この作品でも物凄く断片的な予想しかしてないので(^◇^;)。
時行の父である高行もインパクトは強いです。ただのアホじゃん…、こんな父親からどうしてあんな利発そうな可愛い子が出来るんじゃ…って言うのが感想。実際の高行は趣味に高じて仕事しない人…みたいな記録しか残っていない様ですが、これをアホだからととるか、仕組まれた事ととるか、人それぞれと言う所でしょう。とにかくこの作品においては、ただのお飾りだった事を強調する為のアホ設定なのでしょう。それにしても、とても正気には見えない…。自害したシーンだけがまとも…。
浪党の仲間達は子供を揃えてるせいで可愛いですね。少し年上って程度だと思います。時行が大人になった時に心強い存在になるのでしょう。頼朝の娘の雫が可愛い♪しっかり者で年に合わず落ち着いてて、父親を達観して観てるのが何とも可愛いです。他の子達も何だかんだと手助けしてるのがいいです。とにかくキャラも絵も可愛い。
第一話は時代背景の流れと登場人物の紹介の様な感じです。
二話からは本格的に歴史が流れて行くのですが、既に単行本が2巻まで出ていて、11月には3巻も出るほど進んでいるので、リアルタイムに追いつくまでは数話まとめてレビューします。
歴史に基づいた話は結論がはっきりしています。時行の最期も判っていて覆したら別物になってしまいます。その最期までをどう持って行くのかは今から楽しみです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません