原作「鬼滅の刃」を読む

2021年9月28日

絶賛売り切れ中の「鬼滅の刃」単行本。

たまたま行った古本屋でまとまって売ってるのを見つけて、中途半端にゲットしました。

それでも10〜18・20・22巻と割と揃ったので、アニメで観ている所は解ってるし、個々のエピソードは抜けてるけど何とか繋がるだけの内容は読めた。なんでこんなに売り切れてるんだよーと思うし、倍位の値段でふっかけて転売してるヤツもいるし、何なんだよーと思う。転売目的で買ってるヤツのせいで品切れてるとしか思えない。全部売れ残ってしまえ(鬼)。

原作読んで困った事。キャラの区別が付きづらい。禰豆子なのかしのぶなのか解らない時があったり、煉獄さんなのか煉獄父なのか、炭吉なのか炭治郎なのか…。似てるのはいいけど似てるじゃなくて同じ。戦闘シーンでボロボロになってると義勇と時透もわかりづらい。宇髄も見た目が急に変わって出てきたので誰か解らなかったけど、間が抜けて読んだせいもあって、宇髄だと思ったら無惨だったりして…。ファンと言える程のファンでもないから知識が足りず、読み進めて解らない時は何度も読み返して人物を把握。伊之助が一番間違えないと思ったけど、猪の被り物取ったら時透と間違えたしな。
それから時系列の変わりがいきなり来るので、何の話か解らない事が多々あって読みづらい。話してる途中で「あ、そう言えばあの時ね」っていきなり違う話するヤツいたり自分もしたりする事あるけど、そんな感じでくる。アニメの方がその辺は整理されてるから判りやすいので、普段本とかマンガ読まない人は大変だと思う。解らなくてもそのまま読み進めれば、何となく解るけど、解った所で戻って読み返す作業が繰り返される。そーゆーのがめんどい人はアニメ化されるのを待った方が良いです。もしくは読んだ人に話を聞くと。

でも何だかんだと内容は面白かったです。キャラの設定が細やかなのでそれぞれが魅力的なんだろうなと思う。ただこれアニメ化するのは大変だろうな。グロ過ぎる。カラーで観たくないかも。
しかし思い切りよく殺しましたねぇ、どのキャラも。キャラが魅力的なだけに殺されると「この人もかぁ」と思います。いきなり煉獄さん死んじゃった衝撃に比べればまだマシですが。
最終回の現代に生きてる柱とかは子孫と言うより生まれ変わりって感じじゃないんですかね?生き残った者は子孫でもいいけど、そうじゃないものは直結ではない子孫しかない。身内がいないキャラに子孫はおかしいので、生まれ変わりと考える方が自然。原作者としては、子孫とか生まれ変われとかは何でも良くて、それっぽい人達が鬼のいない未来で、明るく生きてるって事を言いたいが為の描写なんだろうと思う。皆大変だったよねって労いもあるのかな。なくても良さげなシーンだけど、原作者の愛情なのかなと思うのであえて否定しない事にする。

残りは8冊、何時手に入るのだろうか…。

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