マンガ原作アニメ化の今昔 改訂版

2020年12月10日

マンガが原作アニメ化の昔の話を書いてましたが、修正をミスって削除してしまったようなので、改めて書き起こしました。ついでに修正加筆されています。

昔は原作がアニメになった途端に激変して、ガッカリする事が多々ありました。先ず第一に絵面の違い。似ていて非なるもの…って感じの某国製レプリカみたい。最近のアニメは私が観ている作品自体が少ないせいもあって、特にそう感じるだけかもしけないけど、原作と大きく変わらない。画質は技術の向上甚だしいので、ある意味仕方ない事だとは思うけど、内容に関してまではデジタルにならない。作り手の考え方と意識だと思う。

特にまだ原作が終わってない作品でアニメの方が先に終わる場合は顕著。オリジナルな内容で終わっていたりするのも多々あったけど、「ガンダム」みたいに最後で小説では死んでいたアロムを生かしたパターンもあるけど、これって本来ならストーリーの根幹に関わる変化だよね。後になって今も続く莫大な人気になったから、ちょうど良かったんでしょうけど、結局アムロは人気ないし。あの小説版のオトナな部分は何の意味があったのだろうか?アニメありきの原作だから卵と鶏みたいなもんかもしれないけど、それなら小説版はなくても良かったんじゃね?って思える。まぁいいけど。今のアニメは原作のイメージを壊さないように制作し、原作が終わってないなら、区切りの良い所で上手くまとめて終わらせて、好評なら続編と言う形をとっているのが殆どな気がする。アニメがすっかりオトナのものになり、テレビのチャンネル数も増えてカテゴライズされており、再放送以外はその多くを深夜の時間帯にやっているので、余り視聴率に拘らずに作っているのかなと思ったり。

アニメで原作との違和感があった作品となかった作品を列挙してみた。  

サザエさん

アニメでは作った人達からちょっとずつ気づかない様に絵面を変えたと言い、確かに気づかないうちに劇的に変わってた。でも最初の絵面は当時の原作作画とだいたい同じ。原作自体が古くて、アニメもギネスレベルの長寿番組なので、今となっては原作の絵面はちとコワイ。だからアニメも原作に近い最初の頃のを観るとコワイ。だから変わってもいいと思える。ちなみにサザエさんはマンガとして登場した時の年齢が23歳。なので今97歳。タラちゃんでさえ77歳。そりゃ時代が違い過ぎて画風も変わるわな。

ベルサイユのばら

大好きだったこの作品がアニメ化された時、アニメーターが当時人気のあったアニメーターで、オリジナルの中に自分の画風をブッ込む人だったけど、それが許された人だった。目のキラキラをどうするかと言う、初期も初期の少女マンガの問題をクリアしていた頃だったので、絵面は綺麗だったけど好きじゃなかった。内容が本筋以外変わり過ぎてて。特にオスカルとアンドレが結ばれるシーンがやたらエロくて長い。エロいのは好きだけど、ここにエロさは要らない。綺麗に作ろうと会議を重ねて大事に作ったらしいけど、私には致命傷。あちこち細かい変更が変えて欲しくない部分の変更。

アタックNo.1

少女マンガ原作アニメ化の原点と思えるアタックNo.1は、原作も読んだけど殆ど忠実だった記憶。目に幾つ星を入れるか検討された作品w。絵面はまぁ当時の技術としては仕方ないかの部類で頑張ったねっ感じ。

サイボーグ009(第1作モノクロ版)

私のアニメ好きの原点はこれ。アニメがテレビで放送される様になってから日が浅く、当時は画期的だったけど今観たら唖然とする位の技術な上、石ノ森章太郎先生の画質は初期と後期では雲泥に違うので、絵面はテレビ版ではほぼ周到されていたと思う。後述するけど映画版だと違いが多い。内容はオリジナルと原作と他の石ノ森作品の一部利用みたいなのが混在していたけど、最終回はそのままだった。007はじじぃが子供になってたな。それからジョーは少年院から脱走した所を捕まったはずが、レーサーで事故って事になってたな。後からレーサーになったから満更違ってもいないけど。子供向け改変ってとこか。比べてみるとちょいちょい違うなぁ。007以外は気にならなかっただけらしい。
テレビアニメ化より先に上映された映画の方では、ジョーの髪が黒色で片目が隠れてなくてちょっと大人びていた。またジョーだけ白い戦闘スーツに赤いマフラーで、他が藤色の戦闘スーツに白いマフラーだったので、主題歌の歌詞にあった「赤いマフラー♪」は原作だと黄色だぞと突っ込み入れたりしていた。尤もテレビ版はモノクロだから色は関係なかったけど。一部声優以外は映画をそのまま使い回ししてたから、テレビは映画の続編みたいに思えたな。今と逆。よくよく聞けばこの作品はテレビ番組の穴埋めで放映されていて、実績ありの準備要らずで選ばれたらしい。なので期間以外は余り制作に縛りもなかったみたいだ。
第二作では原作に合わせていたな。全くの新規で第一作の続編と言う感じはない別物。ジョーの髪もスーツも007も原作と同じ。それはそれで嬉しかったのに、ストーリーは全く記憶になくて、ジョーの声を井上和彦さんがやっていた事と主題歌の印象しか残ってない。原作が膨大になりつつあったから、何処をやるか…って所だったんだろうと思う。私も長過ぎたのと、何かと変わり過ぎて読まなくなってしまったし。

原始少年リュウ

この作品は知らん人の方が多いでしょうが、これも石ノ森章太郎原作。猿に育てられた肌が白い少年の話だけど、原作とは最後が全く違う。アニメは普通に母親と会ってメデタシメデタシで終わるけど、原作は母親に会うは会うけど原始人じゃない。リュウだけ肌の色が白い理由が判明する。アニメを観てから原作読んだら「あれ?」って感じだった。絵面はこんなもんって感じです。

名探偵コナン

もう原作もさる事ながらアニメになっても長い。内容は遜色ないけど、絵面がキャラデザインの担当者によって変わってるので、コナンの顔が丸くてやたら耳が大きい時期や、蘭の顔が細長過ぎる時期とか、横顔の鼻がとんがって上向きだったりしてるのが気になる。原作も蘭の髪がすっかり角になってて、変化しているから合わせてるのでしょうけれど、原作は蘭の髪が角になったのと、ややスタイルが良くなった位でそこまで変わってない。
内容にオリジナルが入るのは、放映し続けてて原作が追いついてない以上仕方がない。休む事なく再放送で繋いでるのも凄いけどな。再放送でもオープニングとエンディングは新しくしてるし。
これは原作からだから仕方ないけど、キャラ設定が古くなって来ている感じは否めなくて、今時の高校生ってこんなじゃないんじゃね?と思うのは多分私だけじゃないだろうなぁ。

斉木楠雄のΨ難

全巻読んでないけど内容も絵面もだいたいそのままじゃないかと思う。原作の方が若干可愛くて線が汚いかなと思うけど、気にならない範疇。

僕のヒーローアカデミア

第1期から第4期・映画と続けて観ても違和感がない。原作も第1話と第488話では絵面が殆ど変わらないし、アニメとも差異が余りないので、どちらをどう言う観方しても違和感は少ない。内容も微細な変更のみで気にならない。原作で時々ある若干の解り難さが、アニメでは解り易くなっている感じがする。

夏目友人帳

原作は女性漫画家によくある線が細くて繊細なのを、アニメでは一本の線で描いてる感じがするので、「整えた」と言う感じはあるけれど観易くなった印象。内容は忠実。原作は慣れないと吹き出しの順番を間違えて読んでしまうので、アニメではその気遣いが不要なのが助かる。アニメ続編は原作が数揃うのを待っている状態。一部だけ間も無く映画館で観れる。

鬼滅の刃

ちゃんと読んでないうちに単行本が買えなくなる事態になりましたが、14冊入手したので改めて追記します。
内容は殆ど忠実だと思う。アニメ観た後に原作を読むと何故か狭い感じがする。私だけかと思ったけど旦那も同意見。アニメだと室内での戦闘シーンが40畳位だと思えたのに、原作だと10畳位に感じる…みたいな。それ以外は絵面も内容も余り変わらない。どうでもいいけど煉獄父は煉獄さんにほんの少しシワを増やしただけ。炭吉も炭治郎かと思った。竹咥えてない禰豆子もたまに誰か解らない。急に回想シーンになると登場人物が誰か解るのにやや時間がかかる。アニメなら声で区別つくなぁと思われ。


まともに観てないけど「Dr.ストーン」は友人から原作が子供っぽ過ぎる画風なので、アニメでは丁度良いと言われてると言う話は聞いたけど、確かに子供っぽいかな。
手塚作品は原作者自身が自分の会社で制作してるので、あえて触れません。

他にもいろいろ昔の作品なら解るものがあるはずだけど、いかんせん忘れてるので、思い出したらまたまとめてみる事にします。

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