マンガ原作・実写化、テレビ編2
調べてみると結構膨大で、当分終わらない気がして来ました。
とりあえず原作が1980年以前の作品の実写化です。
跳んだカップル
柳沢みきお原作で1978年から1981年まで「週刊マガジン」に掲載されました。
新シリーズもその後掲載され4作品となっています。
最初の実写版は映画でしたが、そちらは記憶がありません。
跳んだカップル
1980年 フジテレビ 月曜19時30分~20時54分
- 田代勇介:今村良樹(ずうとるび、単発版のみ)→芦川誠
- 山葉圭:桂木文
- 中山わたる:宮脇康之(のちの宮脇健)
- 織田隼人:轟二郎
- 梨本慎吾:柳沢慎吾
- 杉村秋美:中帆登美
原作と同じなのは設定だけで殆どドタバタ劇でしたので、別物だと思って観てました。
役者の年齢も今ならアリな年齢かもとは思いますが、子供っぽく見えるアイドルならいざ知らず、コメディアンである轟二郎さんが26歳で特に若いキャラでもなかったので、なかなかのオッサン高校生でした。
桂木文さんが好きだったんで、ちゃんと原作通りにしてくれって思いましたけど、観たついでに最後まで観てしまいました。でもとにかくバタバタで内容らしい内容はあった記憶がありません。
最後にNGシーンを披露するんですが、当時宮脇康之さんが三原順子さんとの熱愛報道が話題となっていて、セリフの「僕は圭ちゃん一筋」「順子一筋」と間違えて冷やかされるシーンがありました。でもソレってヤラセ臭いと、当時友達とかと話してました。
新・跳んだカップル
1984年 フジテレビ 月曜19時30分~20時54分
- 田代勇介:永瀬正敏
- 山葉圭:石川秀美
観てないので感想はなしです。配役も役名がわからなかったので判ってる事のみ記載しました。
ブラック・ジャック
言わずと知れた手塚治虫作品で、1973年から1983年まで「週刊チャンピオン」に掲載されました。
実写化は映画・ビデオでもされていますが、テレビでは2作品です。
加山雄三版
1980年 テレビ朝日 木曜22時00分〜
- ブラック・ジャック(画廊の社長・坂東次郎) 加山雄三
- 画廊の秘書・ケイコ:秋吉久美子
- 倉持警部:藤岡琢也
- BJの執事・遠藤嘉一郎:松村達雄
- BJの助手・ケン:大鹿伸一
- ピノコ:今井里恵
- オープニングナレーション:田中邦衛
観た記憶はありますが、詳細までは覚えていません。忖度されてかタイトルが「加山雄三のブラック・ジャック」となっています。
キャラ設定等はかなり変更されていたようです。内容そのものは原作に忠実だったとか。…設定変えてる時点で忠実とは言えない気がしますが…。
加山雄三さんのブラック・ジャックはオッサンって印象でした。医者として考えれば妥当な年齢だと思いますし、近年の医療ドラマは役者が若過ぎるのも多いので、他ならこれで良いと思うんですけど、ブラック・ジャックだと思うとちょっと…。もともと無免許医ですし、天才的な技術の持ち主だから若くてもいいかと。
他にも助手がいたり秘書がいたり…。孤高の人なはずなのになぁ…。画廊って何?ツッコミどころ満載です。そのせいか私が記憶してるのは加山雄三さんの観た目と演技だけ。当時は最もアニメが好きだった頃で、手塚作品の中でもブラック・ジャックは大好きだったので、一応観てみたけどそれだけだったんだろうなと思います。
本木雅弘版
2000年 TBS
- ブラック・ジャック:本木雅弘
- ピノコ:中山詩央里・中山紗央里
これも一応観てみた程度なので記憶が乏しく、感想は印象のみです。
本木雅弘さんのブラック・ジャックは顔が傷のみで象徴的な色の違いがありませんが、だいたいイメージには合っていたと思います。でもピノコが二人いるって?覚えてない…(汗)。コミカルなシーンが多かったそうですが、確かに暗い雰囲気はなかった記憶なので、そう言う事なのかもしれません。原作はコミカルなシーンはあっても、ブラック・ジャックが笑うシーンはシニカルな笑いを除くと、そんなに多くなかった気がするのですが、アニメのブラック・ジャックも笑ってるシーンはしばしば観られたので、意図的に笑顔のシーンを取り込んだのかなと言う気がします。滅多に見せない笑顔をたまに見せるから効果があると思うんですけどね。
ゆうひが丘の総理大臣
1978年〜1989年 日本テレビ 水曜20時00分〜20時54分
- 大岩雄二郎:中村雅俊
- 百田桜子:由美かおる
- 多野木念:神田正輝
- 東剛教頭:宍戸錠
- 大坂直次郎:名古屋章
- 伊井加一:小松政夫
- 山下健三:前田吟
- 大坂道子:篠ひろ子
- 百田てる学園長:京塚昌子
- 柴田良次:井上純一
望月あきら原作で1977年から1980年に「週刊少年チャンピオン」に掲載されました。
まぁこの頃に主人公の教師役を選ぶとしたら、この人しかいなかったでしょう…って位に、中村雅俊さんは教師役がハマり役になってました。初主演が教師役で人気出ましたしね。でも原作の主人公・大岩雄二郎は無精髭に咥えタバコ、常識に捉われない型破りな先生でしたが、そう言う感じではなかったです。
あと多野木念役の神田正輝が違い過ぎ。大岩の腰巾着みたいなキャラだったのに、やけにカッコ良過ぎて違和感でしかなかったです。カッコ良くないから腰巾着なのに…。
小松政夫さんや京塚昌子さんら、サブキャラ役の俳優さん達は割と原作の雰囲気を出して演じてらした気がします。あと生徒役の井上純一さんもこの頃は生徒の定番でしたね。そろそろ年齢がキツくなってたと思いますが。
ちなみに原作では中学校が舞台だったのを高校に変更していました。
この作品も中村雅俊さんの教師を観たい人にはいいと思いますが、原作のイメージで観ると別物です。
他にもいろいろ観ていたのですが、キリがないのと、中途半端に古いのをあげてもなーと思ったので、原作80年以前の物はこの辺にしておきます。
次はトレンディ・ドラマが流行った頃に突入します♪
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