考察方法について

2023年1月25日

雑談です。
私の考察の仕方って何だろう?と思ったので、考えをまとめる為に載せた物です。

考察と言うより分析

何人かの考察に関するサイトや動画を拝見していると、自分の考察がなんか違う気がしました。
考察と言うより分析みたいだなぁと。

私も一応書き物するのが好きなんで、いろいろ書いたりしますけど、ストーリーがあるものについては、最も懇切丁寧に設定を考えるのが人物。ストーリーは大まかな設定から入りますが、その後に考える登場人物は、この主人公の性格はこうで趣向はこうで…と綿密に考えます。
恐らくソレって私だけが特別する作業ではなく、殆どの書き手がする作業なのではないかと思うのです。
例えば鬼滅の刃では、大正コソコソ話やガイドブック等に出て来るキャラの裏話は、その綿密な設定の一部を紹介しているもので、公表しなくても細かく存在している内容なのだと思います。
マンガの中の空想の人物だとしても、そこに作者の考える細かい人物像が存在する訳で、それは現実の存在の思考を考えるのと変わらないと思えるのです。

全くの素人ではありますが、心理分析みたいなものが好きで、気になった人の分析をするのは癖の様になっています。たまにそれを口にして嫌がられますが(当たり前だな)、わりかし外れる方が少ないです。大人になってから、どうしても仲良くなりたいと思った人がいたので、この癖をフル活用して仲良くなった人もいます。本人も気付いてない事が多いので、口にはしない様にしてますけど。

そんなこんなで、私の考察は「このキャラならこうするだろう」と言う分析みたいなものから発生しています。ストーリー展開に関しては作者のみ知る設定なので、どうしても読み切れないですし、そこが面白味でもあるのですが、人物の設定から理解出来る流れは何となく読めるので、それを「考察」として載せています。

考察しない作品

中には考察の要らないわかり易い作品もありますけど、それはそれで力を抜いて楽しむには良かったりします。時代劇なんかはそう言うのが多いですよね。勧善懲悪なやつ。あれはあれで好きです。考えなくていいって言うのも魅力です。

また、実在の出来事を本筋にしてる人物史や歴史等の作品は、ラストが決まっているので、考察する余地がありません。オリジナリティを加えていたとしても、終わりまで変える事は余りありませんし、パラレルワールドだったりしての変更があった場合でも、真逆なパターンが簡単に思い浮かびます。死ぬはずが生きてるとか、その逆とか。これって歴史物の恋愛シミュレーション・ゲームとかでよくありますよね。「お前の為に生きる」とか言って死なないのw。そこは主人公もろとも死ねよって思ってしまう。

名探偵コナン

一つの事件が長期に渡らないので、犯人は直ぐに絞れるし、犯行の過程も解明の過程も実際にはどんなもん?って言うのが多いので、考察するネタは黒の組織の構成くらい。何時コナンが新一に戻るかとか、灰原がどうなるのかとかは、作者の胸先三寸なので、考えてもしょうがいないです。

夏目友人帳

レイコさんの事位しか考察する部分はないですし、詳細は作者的には決まっていると思うんですけど、まぁ考察しなくても良いかなって。
漠然と予想してるのは、レイコは自分を理解してくれる祓い屋と仲良くなって子供産んだけど、その祓い屋が妖にやられちゃって、レイコは子供守る為に死んだとかって設定ですが、そのくらい。それ以上考えても仕方ない気がするので、そんなもんで止まってます。

ワンパンマン

恐らく好評で話が伸びているんじゃないかと思う節があり、「ブラストは誰?」位の考察しかないので、特にしてません。クセーノ博士が死んでしまったのはびっくりでしたけどね。その手のびっくりは考察せずにシンプルに楽しみたいと思います。

必ずしも考察したい作品が好きな作品と言う訳でもなく、面白ければ何でも良いのですが、考察しない作品はだいたい長編になってる物ばかりです。どうしても内容を引っ張る分、 時系列が全体ではなかなか動かず、根幹に関わる部分が点在的に描かれるので、詳細が記憶から所々抜けてしまい考察がしづらいのです。それにこう言った作品はだいたい読んで初めて「えっ?こんなだったの?」と思う方が楽しかったりするので、人の考察を読むのは面白くても、自分では考察しなかったりします。

考察したい作品

簡単に言えば時系列が止まらずに進んでいる作品は考察していて楽しいです。
話がどんどん流れて行くので、現在の段階での考察が膨らみ、ちょっと待てばその答えが出て来るので、これは本当に面白いです。答えが合ってても外れても面白いと言うのが考察の醍醐味ですね。

僕のヒーローアカデミア

殆どこのサイトのメインになっているヒロアカは、ストーリーがしっかり組み立てられていて、流れが止まらずに進んでいます。一人一人のキャラも丁寧に描かれてるので感情移入もし易く、考察する事で自分も物語の中に加われた様な気になれます。子育て経験のない私が自分の子供達を見る様な気持ちで観ています。まぁ年齢的にはオールマイトと同じ目線ですからね( ̄▽ ̄;)。
ヒロアカが間も無く終わってしまいそうですけど、この作品についてはもし続編が出たとしても、時系列が進んだ状態で出て来ると思うので、考察が止まる事はないでしょう。
出てくるまでは、他の作品の考察したいですけど、そんな作品が出て来るかなぁ…。

鬼滅の刃

もう終わってしまっていますが、この作品も現在進行形であれば考察したと思います。
ただ私が興味を持った頃は殆ど終わりに近かったので、考察する間がありませんでしたから…。
少年マンガとは思えないほどガンガン主要キャラがいなくなりましたから、これは考察し甲斐があったでしょうね。ワニ先生の思い切りの良さは凄いです…。

ヴィジランテ

そう言えばこの作品も考察し甲斐はありそうですね。してませんでしたけど。
ただヒロアカとの兼ね合いがあるので、両方から観る必要があり、普通の考察とはちょっと趣きが違います。こちらにしか出て来ないキャラがメインではあるので、今後を予想するのも良さそうです。
考察してなかった理由は単純にヒロアカの考察をしていたからですが、気が向いたら考察してみたいと思います。

考察の見方

いろんな方の考察を観ていると、同じ事もあれば、視点が違う事もあるので実に参考になります。
同じ考えのひとの考察だと「やっぱりそうかぁ」とちょっと安心し、全く違うと「へーそう言うのもあるか」とか、「いやそれは違うだろう」とか、更に想いを巡らせられます。
多分私の考察は深掘りする人だと、判り切ってる事だけでつまらないと思います。私の出してる考察は結論より、そこに至るまでの心理分析みたいなものなので、「何故そこに至ったか」みたいな内容になります。結論はある程度誰でも想定出来ますが、そこに至った理由を紐解きたいのです。紐解いた上で結果はこうと書きたいのです。結局自己満足ですけどw。
なのでむしろ考察してる人が考察する為の、参考資料にでもなれば幸いかなと思ったりする私です。

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